研究課題/領域番号 |
26400499
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
層位・古生物学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
栗原 敏之 新潟大学, 自然科学系, 准教授 (10447617)
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連携研究者 |
野田 篤 産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 主任研究員 (50357745)
原 英俊 産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 主任研究員 (60357811)
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研究協力者 |
原 康祐
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 放散虫 / 白亜紀 / 生息深度 / 機能形態 / 収斂 |
研究成果の概要 |
本研究は,後期白亜紀の放散虫化石群集から種毎の深度棲み分けの識別を行うことを目的として,日本(和泉層群・蝦夷層群)とオマーン(スヘイラ層・ザビアト層)の浅海・深海堆積物を対象に,群集の種構成差異の比較を行った.その結果,浅海堆積物には大型の平板状Spumellariaが卓越すること,および水塊構造の発達に伴う特徴的な種群の占有を確認した.また,表層種と判断された種群は,現生の表層生息種と同様な形態的特徴を有しており,生息環境への適応戦略としての形態収斂であることを示唆する.以上の結果は,化石群集から深度棲み分けの識別が可能であることを示す.
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