研究課題
基盤研究(C)
海洋環境指標として最も活用される微化石・浮遊性有孔虫は、近年の研究から生物種の分類、それら種の生態的特徴の見直しが指摘されてきた。本研究は、最先端技術を応用して、1mm以下の微小な浮遊性有孔虫個体について、遺伝子・形態・同位体の主要な分析を行うことを可能にする方法を編み出した。まず遺伝子抽出行程が殻への物理的・化学的影響を及ぼし、その後の分析に弊害をもたらすことがないか厳密に検証し、実際の浮遊性有孔虫の生物種間での形態や同位体比の特徴を検出した。本研究による同時複数分析の手法は、汎用性が高く、かつ生物の実態に即した生態情報の獲得、それらを応用した環境指標の開発につながる。
すべて 2017 2016 2015 2014 その他
すべて 国際共同研究 (3件) 雑誌論文 (9件) (うち国際共著 4件、 査読あり 9件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (15件) (うち国際学会 1件、 招待講演 2件)
Systematic Biology
巻: 10 号: 5 ページ: 1-31
10.1093/sysbio/syw031
Paleoceanography
巻: - 号: 11 ページ: 1498-1513
10.1002/2015pa002914
Frontiers in Marine Science
巻: 3 ページ: 255-255
10.3389/fmars.2016.00255
PlosOne
巻: 11 号: 2 ページ: e0148847-e0148847
10.1371/journal.pone.0148847
化石
巻: 99 ページ: 53-53
巻: 99 ページ: 63-63
Molecular Ecology Resources
巻: 15 号: 6 ページ: 1472-1472
10.1111/1755-0998.12410
Paleobiology
巻: 41 号: 1 ページ: 108-121
10.1017/pab.2014.7
Molecular Phylogenetics and Evolution
巻: 78 ページ: 215-222
10.1016/j.ympev.2014.05.021