研究課題/領域番号 |
26400503
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
層位・古生物学
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
延原 尊美 静岡大学, 教育学部, 教授 (30262843)
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研究分担者 |
椎野 勇太 新潟大学, 自然科学系, 准教授 (60635134)
徳田 悠希 公立鳥取環境大学, 環境学部, 講師 (30779765)
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連携研究者 |
池原 研 国立研究開発法人産業総合技術研究所, 地質情報研究部門, 副研究部門長 (40356423)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 生物多様性 / 軟体動物 / サンゴ類 / 腕足動物 / 堆積環境 / 海底地形 / 東海沖 / 古生態学 |
研究成果の概要 |
東海沖ではプレートの斜め沈み込みや火山弧の衝突により,様々な海底地形が発達する.東海沖全域462地点から地質調査所により採取された遺骸殻について,二枚貝類296種,腕足類33種,サンゴ類67種を同定し,海底地形に対応した群集変化や,近縁種棲み分けの事例を示した.火山島の島棚斜面や海底谷周辺の陸棚斜面では,冷水サンゴを多数伴う種多様性の高い深海生態系が認められたが,殻のAMS14C年代測定の結果,最終氷期の寒冷期に形成されたことが判明した.底生動物の種多様性は,底質や物理的撹乱の頻度, 懸濁態有機物の動態を左右する様々な地形セッティングに,海洋気候の変化が加わることを経て形成されたと思われる.
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