研究課題/領域番号 |
26400509
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
岩石・鉱物・鉱床学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
伴 雅雄 山形大学, 理学部, 教授 (50208724)
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研究分担者 |
大場 司 秋田大学, 国際資源学研究科, 教授 (10272014)
新城 竜一 琉球大学, 理学部, 教授 (30244289)
林 信太郎 秋田大学, 教育学研究科, 教授 (90180968)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 活火山 / マグマ供給系 / 噴火史 / 鳥海山 / 東北日本 / 噴火のタイムスケール / 東北地方太平洋沖地震 / 東鳥海カルデラ / マグマ / 東北日本太平洋沖地震 / 火山 / 地質調査 / マグマ溜り / 岩石 / マグマ混合 |
研究成果の概要 |
鳥海山の貞観地震前後の活動史を詳細に検討した。その結果、貞観地震後に噴出率が急減していることが判明した。また噴出物について、岩石組織解析、鉱物組成分析、全岩化学分析を基に、深部と浅部マグマ供給系のマグマの種類・配置・温度-圧力条件・マグマの混合-上昇過程を検討した。その結果、全ての噴出物は高温、低温マグマの混合によって生じたこと、低温マグマ主体の浅部マグマ溜りに高温マグマが注入することによって混合が行われたこと、噴火に至る前の注入によって低温マグマ溜りが再活性化されたこと、注入したマグマは特に貞観地震前後では組成が異なっていたこと、注入~噴火までは数年以内であった可能性が高いことが判明した。
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