研究課題/領域番号 |
26400514
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
岩石・鉱物・鉱床学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
小木曽 哲 京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (60359172)
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研究協力者 |
近藤 望
芳野 極
松影 香子
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 岩石鉱物鉱床学 / 地球惑星内部構造 / 初期地球 / 地球化学 / 高圧実験 / マグマ / 岩石・鉱物・鉱床学 / 地球・惑星内部構造 |
研究成果の概要 |
地球の材料物質と現在の地球の間のNd同位体比の差を補完する「隠された」リザーバー(hidden reservoir)が持つべき主成分元素組成と密度を、同位体に基づいたモデル計算と高圧融解実験、状態方程式を用いたモデル計算によって求めた。その結果、hidden reservoirとなるべきメルトは、地球形成から3000万年以内に7GPa・1750℃で2%以下の融解度で生成される必要があることがわかった。このメルトは、鉄・チタンなどに富むコマチアイト質で、密度は始原的マントルよりも有意に小さいため、冥王代初期に地球表層に地殻を形成し、その後の巨大衝突によって地球から失われた可能性が高い。
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