研究課題/領域番号 |
26410015
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理化学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
富永 圭介 神戸大学, 分子フォトサイエンス研究センター, 教授 (30202203)
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連携研究者 |
斉藤 真司 分子科学研究所, 理論・計算分子科学研究領域, 教授 (70262847)
谷 正彦 福井大学, 遠赤外領域開発研究センター, 教授 (00346181)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 複素誘電率 / 誘電緩和 / 分子間振動 / デバイ緩和 / 水素結合 / H2(18O) / 水 / テラヘルツ |
研究成果の概要 |
三つの水、H2O, D2O, H2(18O)について、200 MHzから1000 cm-1におよぶ広帯域で複素誘電率スペクトルの温度変化測定(0℃から50℃)を行った。得られた複素誘電率スペクトルを解析し、特にテラヘル帯の成分について詳細に議論した。その結果、この帯域では、低周波側に緩和成分が、高波数側に減衰振動が存在する。緩和成分は温度変化を示し、その活性化エンタルピーは遅いデバイ緩和のそれと同程度であること、計算から減衰振動は崩れた分子間変角振動であることなどが分かった。
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