研究課題/領域番号 |
26410020
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理化学
|
研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
北 幸海 横浜市立大学, 生命ナノシステム科学研究科(八景キャンパス), 准教授 (40453047)
|
連携研究者 |
立川 仁典 横浜市立大学, 生命ナノシステム科学研究科, 教授 (00267410)
|
研究協力者 |
武田 湧 横浜市立大学, 生命ナノシステム科学研究科
藤岡 蔵 横浜市立大学, 生命ナノシステム科学研究科
中山 涼太 横浜市立大学, 生命ナノシステム科学研究科
浦川 海尋 横浜市立大学, 生命ナノシステム科学研究科
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
|
キーワード | 陽電子 / 陽電子親和力 / H/D同位体効果 / 振動励起 / 量子モンテカルロ法 |
研究成果の概要 |
本研究では多原子分子への陽電子吸着に対するH/D同位体効果の発現機構を明らかにするため、量子モンテカルロ法に基づく高精度非調和振動状態理論の開発・実装を行い、シアン化水素分子およびホルムアルデヒド分子へ適用した。振動励起状態における陽電子親和力(PA, 分子の陽電子束縛エネルギー)を解析することで、シアン化水素では主に負の同位体シフト(D置換によるPAの減少)が、ホルムアルデヒド分子では正の同位体シフト(D置換によるPAの増大)が発現し、その起源は主に振動励起による永久双極子モーメントの変化に起因することが明らかになった。
|