研究課題
基盤研究(C)
二酸化炭素取り込み反応で生成したキャビティ型カルベン配位子を有するPd(II)ペルオキソカルボナート錯体が、ホスフィンに対して酸素原子移動反応を起こし、対応するPd(II)カルボナート錯体とホスフィンオキシドを与えることを見出した。また、ホスフィンへの酸素移動反応は塩化リチウムにより劇的に加速されることがわかった。塩化リチウムは、錯体からペルオキソカルボナート部位を遊離する役割を担っている。さらに、ペルオキソカルボナート錯体はスルホキシドに対しても酸素原子移動反応を起こし、Pd(II)カルボナートとスルホンを与えることを示した。
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