研究課題
基盤研究(C)
我々が合成に成功したNiNCは、従来の反芳香族化合物とは異なった高い安定性を示す興味深い化合物である。今回、NiNCを用いて反芳香族化合物を積層させると芳香族性が発現することを世界で初めて実証した。様々な機能性化合物の合成にも成功し、その成果を報告した。具体的にはbodipyとヘキサフィリンのハイブリッド化合物を用いたアンテナシステムや、反芳香族性NiNCを電極として用いた有機リチウム電池及び全有機化合物電池の開発にも取り組んだ。その結果、高い安定性や優れた電池性能を達成し、新たな有機電池としての可能性を示した。
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すべて 雑誌論文 (10件) (うち国際共著 4件、 査読あり 10件、 オープンアクセス 10件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 2件、 招待講演 2件) 備考 (1件)
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