研究課題/領域番号 |
26410043
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
有機化学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
茅原 栄一 京都大学, 化学研究所, 助教 (10610553)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | シクロパラフェニレン / フラーレン / カーボンナノチューブ / 曲面状π共役分子 / スズ / 還元的芳香族化 / 電気化学測定 / 電子物性 / 環状π共役分子 / 歪み / 大量合成 / 芳香族化 / 臭素化 / 官能基化 / バンドギャップ / 電子状態 / 電気化学的測定 |
研究成果の概要 |
シクロパラフェニレン(CPP)は、近年ボトムアップ合成法が報告されたのを契機として、その化学が大きく進展している。しかし、研究開始当初、フラーレンC60および(5,5)アームチェアカーボンナノチューブの環状構成単位である[5]CPPの合成は達成されていなかった。そこで、本研究では、[5]CPPの初めての合成を目的とし、その合成を達成した。さらに、紫外可視吸収スペクトル、電気化学測定より[5]CPPがC60に匹敵する狭いHOMO-LUMOギャップを有していることを明らかにした。このことは、[5]CPPが材料開発における新しいリード化合物となる可能性を示していると考えられる。
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