研究課題/領域番号 |
26410056
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
有機化学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
野元 昭宏 大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (60405347)
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研究分担者 |
片岡 洋望 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (40381785)
矢野 重信 奈良先端科学技術大学院大学, 物質創成科学研究科, 客員教授 (60011186)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 有機元素化学 / 抗がん剤 / 錯体化学 / 有機合成化学 / ヘテロ原子 / 糖連結錯体 / シスプラチン / がん耐性 |
研究成果の概要 |
グルコサミン白金、グルコサミンパラジウム錯体について、国立がんセンター難治性癌部門での転移抑制効果について調べた。CDCP1-PKCδ経路のシグナルを抑える薬剤として投与したところ、マウス実験において高い転移抑制効果を示した。さらにCisplatin耐性胃癌細胞およびその耐性細胞 (MKN28-R, MKN45-R) に対して、強力な抗腫瘍効果を発揮することを明らかにした。マンノース体の合成、およびヨウ素体の合成ではマンノースでは隣接基効果による反応阻害が考えられ目的物の単離は困難であった。そこでスペーサーを導入することで、対応するパラジウムおよび白金錯体を合成することに成功した。
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