研究課題/領域番号 |
26410062
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機化学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
日夏 幸雄 北海道大学, 理学研究院, 特任教授 (70271707)
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研究協力者 |
大墳 隼平 北海道大学, 大学院理学院化学専攻
西山 篤秀 北海道大学, 大学院理学院化学専攻
稲林 将来 北海道大学, 大学院理学院化学専攻
高木 祐梨 北海道大学, 大学院理学院化学専攻
遠堂 敬史 北海道大学, 大学院理学院化学専攻
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 希土類 / ペロブスカイト / 結晶構造 / 磁気的性質 / ぺロブスカイト / レニウム / ルテニウム / イリジウム / フェリ磁性 / ビスマス / アンチモン |
研究成果の概要 |
ぺロブスカイト型酸化物Sr2LnReO6 (Ln = Y, Tb-Lu)を合成した。磁化率と比熱測定からLn = Y, Tb, Yb, Lu化合物で、2.6-20 Kで磁気異常を示すことを見出した。これはRe5+イオン間の磁気的相互作用による。希土類が磁性を持たないSr2YReO6やSr2LuReO6化合物の磁気ヒステリシス測定や残留磁化測定から、Re5+イオン間の反強磁性相互作用には弱強磁性成分を含むことが明らかになった。Sr2DyReO6では、93KでRe5+のモーメントが磁気秩序し、さらに温度を下げ、5KになるとDy3+の磁気モーメントが強磁性秩序することが磁化率と比熱測定からわかった。
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