研究課題/領域番号 |
26410063
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機化学
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
小林 厚志 北海道大学, 理学研究院, 准教授 (50437753)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
|
キーワード | 光化学 / 配位高分子 / ナノ粒子 / エネルギー移動 / 電子移動 / 光触媒 / 電荷分離 / 水分解反応 / 光反応 / 金属錯体 |
研究成果の概要 |
本研究では、フォトニクスの21世紀において、社会基盤を支える光機能性材料のさらなる高度化を志向し、光励起子ダイナミクスの制御法開発を目的に研究を展開した。 発光性配位高分子結晶のメゾ結晶化により、バルク結晶とも分子状錯体とも異なる発光挙動を示すことを見出し、メゾ結晶形成が励起子ダイナミクスに大きく影響することが分かった。 半導体ナノ結晶を用いた太陽光水分解触媒反応においては、増感ナノ結晶表面を覆う配位子が触媒-光増感剤複合体形成に深く関与すること、色素-半導体表面における界面電子移動反応では増感色素の多層化により、電荷分離効率が向上し得ることを見出し、励起子ダイナミクス制御法の基盤的知見を得た。
|