研究課題
基盤研究(C)
4つのチタンを含むチタンヒドリド錯体は、特殊な試薬を必要とせずに窒素分子を切断し、さらに酸塩化物との反応で含窒素有機化合物であるニトリルを与えることを明らかにした。反応で生じたチタン塩化物は、再び原料としてリサイクルできることも判明した。本成果は、ハーフサンドイッチ型チタン錯体が窒素分子の活性化と含窒素有機化合物への直接的な変換に有効であることを示しており、今後、この系を用いた様々な窒素分子変換反応の開発が期待される。
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