研究課題/領域番号 |
26410089
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能物性化学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
道岡 千城 京都大学, 理学研究科, 助教 (70378595)
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連携研究者 |
吉村 一良 京都大学, 大学院理学研究科, 助教 (70378595)
植田 浩明 京都大学, 大学院理学研究科, 准教授 (10373276)
加藤 将樹 同志社大学, 理工学部, 教授 (90271006)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 積層化合物 / 三角格子 / 核磁気共鳴 / クラスター化合物 / 遍歴磁性体 / 化合物磁性 / 三角格子反強磁性体 / スピンフラストレーション / 量子臨界点 / クラスター / 強磁性量子臨界点 / クラスター磁性 |
研究成果の概要 |
新たな複合積層化合物の発展を目指し、新規物質探索および物性研究を行った。 遍歴磁性体Sr1-xCaxCo2P2 系について強磁性量子臨界点のスピンダイナミクスを明らかにした。クラスター磁性体の開拓を行い、Re5.5 価のLa3Re10において特異な相転移を見出いだした。また三角格子クラスター磁性体において、それぞれLi2InMo3O8 の120度構造磁気秩序、Li2ScMo3O8 のスピン液体状態、Nb3Cl8 の面間の電荷不均化を見出した。さらに特異なCr4価をもつ1T-CrSe2の物性を明らかにした。これらの結果は積層化合物における新規物性のブレークスルーになりえると考えられる。
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