研究課題/領域番号 |
26410107
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能物性化学
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
亀田 直弘 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 機能化学研究部門, 主任研究員 (20517297)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | バイオリアクター / 酵素 / 自己組織化 / ナノチューブ / ナノ粒子 / 有機・無機ハイブリッド / 光駆動 / アゾベンゼン / 脂質分子 / 有機ナノチューブ / 磁性ナノ粒子 / ナノリアクター / 両親媒性分子 |
研究成果の概要 |
光応答性ユニットとしてアゾベンゼンを有する脂質分子の単層単分子膜構造から成るナノチューブに酵素を安定に貯蔵することが出来た。ナノチューブの両端を磁性ナノ粒子でキャッピングすることで、酵素の流出防止だけでなく、酵素触媒反応後のナノチューブの磁気分離回収が可能であった。紫外光照射によるアゾベンゼンユニットのトランス→シス構造異性化は、ヘリカルナノコイルへの形態変化を誘起し、基質の取り込みを促進、触媒反応をONとした。続く可視光照射によるアゾベンゼンユニットのシス→トランス構造異性化は、ナノチューブへと形態が戻り、触媒反応がOFFとなった。光刺激により制御可能な酵素リアクターの開発に成功した。
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