研究課題/領域番号 |
26410108
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
美多 剛 北海道大学, 薬学研究院, 助教 (00548183)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 二酸化炭素 / C-H結合活性化 / カルボキシル化 / C(sp3)-H結合 / 遷移金属錯体 / コバルト / トリメチルアルミニウム / ラクトン / C-H活性化 / ロジウム / メタラサイクル |
研究成果の概要 |
CO2は地球上に豊富に存在し、化石燃料に代わる魅力的な一炭素資源であるため、その有効利用が求められている。一方でC(sp3)-H結合の触媒的な切断と続く官能基化は比較的難しい。本研究の目的は、未だ熱的な触媒反応の前例がないC(sp3)-H結合のCO2によるカルボキシル化を開発することである。検討の結果、AlMe3、Co(acac)2、およびXantphosから調製したメチルコバルト種を触媒として用いることで、アリルベンゼンや1,4-ジエンのアリル位のC(sp3)-H結合の切断を経る触媒的カルボキシル化が効率良く進行し、直鎖型のカルボン誘導体が選択的に得られることがわかった。
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