研究課題/領域番号 |
26410122
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
嶌越 恒 九州大学, 工学研究院, 准教授 (00284539)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ビタミンB12 / 光触媒 / 酸化チタン / 有機塩素化合物 / 可視光 / 環境浄化 / 物質変換 / 環境負荷物質 / 可視光応答型 / 界面錯体 / 二粒子混合 / 環境汚染物質 / 酸素 / エステル / アミド / エンジオール基 / 電子移動 |
研究成果の概要 |
本研究では、資源のリサイクル・究極利用を基本コンセプトとし、光エネルギー、しいては自然エネルギーである太陽光を駆動力とした環境汚染物質を資源とする物質変換システムの開発を目的とした。可視光応答型光触媒として界面電荷移動吸収型酸化チタンを合成し、また触媒反応部位として金属酵素由来のビタミンB12型の金属錯体を用いることで、特異で高い反応性を示す複合触媒の開発を行なった。反応としては、環境汚染物質である有機塩素化合物を原料としたエステル及びアミド合成に成功した。本成果は、炭素資源のリサイクル技術として、有機ハロゲン化合物を有用品へと変換する独創的な取組であり、社会的にも意義深い。
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