研究課題/領域番号 |
26410156
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
分析化学
|
研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
肥後 盛秀 鹿児島大学, 理工学域工学系, 教授 (10128077)
|
研究分担者 |
満塩 勝 鹿児島大学, 理工学域工学系, 助教 (70372802)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
|
キーワード | 蒸着金薄膜 / 酸素グロー放電 / 酸化金薄膜 / 親水性 / 表面改質 / 高分解能X線光電子分光法(XPS) / 表面プラズモン共鳴(SPR) / 金蒸着ガラス棒SPRセンサー / X線光電子分光法 |
研究成果の概要 |
酸素グロー放電により金表面に生成する1 nm程度の親水性の酸化金薄膜の構造と反応性を高分解能X線光電子分光法(XPS)と波長共鳴型表面プラズモン共鳴(SPR)を用いて研究した。酸化金は空気中において数日で分解するが,酸素グロー放電の初期に生成され安定な2種類の酸素成分が表面に存在する。酸化金は還元性物質の水溶液中では分解する。塩酸と臭化水素酸水溶液では錯体を作って溶解する。塩基性の水溶液においては水溶性の水酸化金を作る。酸化金は水分子と紫外線により分解することを発見し,これらを除去することにより酸化金の長期保存を可能にし,疎水性の金表面の親水化のための新規表面処理技術に貢献する。
|