研究課題
基盤研究(C)
アミノグリコシド抗生物質は、放線菌などの土壌細菌が生産する抗生物質である。多種多様な構造を有する化合物が知られており、共通的な生合成中間体が特異修飾反応を受けて構築されると考えられている。その鍵を握る酵素として、様々なラジカル反応を触媒するラジカルSAM酵素が関わると予想した。機能解析の結果、ネオマイシン生合成におけるラジカルSAMエピメリ化酵素NeoNとアプラマイシン生合成におけるラジカルSAM脱水酵素が、それぞれの抗生物質生合成における特異な修飾反応を触媒することが明らかとなった。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 2件、 招待講演 1件) 備考 (1件)
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http://www.cms.titech.ac.jp/~eguchi/publications.html