研究課題
基盤研究(C)
近年、固体担体にマグネタイト(Fe3O4)などの磁性ナノ粒子を用いた固定化触媒が各種報告されている。磁性ナノ粒子固定化触媒は、反応終了後に磁石による簡便かつ迅速な回収が可能である。そこで、まずマグネタイト固定化含窒素複素環カルベン(NHC)-金錯体を合成し、アセチレン類のヒドロアミネーション反応における触媒活性を明らかにした。さらに磁石を用い触媒の回収、再利用も可能であることが分かった。また疎水性リンカーの付与に基づきマグネタイト固定化炭酸水素イミダゾリウムを合成した。このものもマグネタイト固定化NHC-金錯体同様に、触媒反応後磁石を用いた触媒の回収、再利用が可能であることが分かった。
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