研究課題/領域番号 |
26410205
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
エネルギー関連化学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
吉本 信子 山口大学, 創成科学研究科, 教授 (30253173)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 希土類金属 / 電析 / 有機溶媒 / スルホン系溶媒 |
研究成果の概要 |
本研究では自動車やエアコン,携帯電話のバイブレータなどに使用される希土類磁石に含まれるネオジム(Nd)やジスプロシウム(Dy)などの希少性の高い希土類元素を効率よく回収するプロセスの構築のための基礎データを得ることを目的とし,金属薄膜を低コストで大量に得る方法の一つである電析法を選択した。 アルミニウムの電析に用いられているジメチルスルホンを溶媒に,塩化ネオジムを電解質塩に用いた電解浴からネオジムを電析することが可能であった。さらに,安全性やエネルギーコストの観点からジメチルスルホンより融点の低いエチルメチルスルホンを溶媒に使用すると,60℃でもネオジムの電析が可能であることがわかった。
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