研究課題/領域番号 |
26410214
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
有機・ハイブリッド材料
|
研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 (2016) 九州大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
渡邊 宏臣 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 機能化学研究部門, 主任研究員 (30373385)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
|
キーワード | 漆 / ウルシオール / ハイブリッド / コーティング / 機械的強度 / コーティング膜 / ハロイサイト / 表面修飾 / 機械的特性 / 有機-無機ハイブリッド / ナノチューブ / イモゴライト / 薄膜 |
研究成果の概要 |
天然樹脂であり、かつ高い付着接着特性や抗菌抗酸化性など優れた特徴を有する漆について、その高い複合性に着目し、さまざまな素材と複合化することで高機能・多機能化を図った。特に、無機低分子化合物との複合化においては、表面開始原子移動ラジカル重合の開始点を複合化により固定化することで、さまざまな基板からのポリマーブラシ生長を可能とし、これにより超親水性表面の創製というこれまでにない新しい機能をウルシオール薄膜に付与することに成功した。加えて、有機低分子化合物との複合化においては、側鎖のパッキング構造が薄膜の機械的強度と大きく結びついているという、学術的に新しい知見を得ることができた。
|