研究課題/領域番号 |
26410222
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高分子・繊維材料
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
彦坂 正道 広島大学, 総合科学研究科, 名誉教授 (60087103)
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連携研究者 |
岡田 聖香 広島大学, 総合科学研究科, 特任准教授 (70618967)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 高分子 / 伸長 / 結晶化 / ナノ / 配向 / 結晶 / 高性能 / ひずみ速度 |
研究成果の概要 |
我々は代表的な結晶性高分子であるポリエステル、ポリアミド、フッ素系およびポリプロピレンを用いた過冷却融液を臨界伸長ひずみ速度(ε*)以上で伸長結晶化することにより、新形態の「ナノ配向結晶(nano-oriented crystals; NOC)」が普遍的に生成することを示した。ポリエステルのNOCでは、ナノ結晶が三次元的に配列した高秩序度の形態であることを示した。ポリエステル、ポリアミドでは、NOC生成における一次構造の重要な役割を明らかにした。また、全物質のNOCは「最安定相」になり、高耐熱性等の高性能を示した。滑り拡散が容易な場合にはε*が小さくなり、NOC成形が容易になった。
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