研究課題
基盤研究(C)
単層カーボンナノチューブ(SWCNT)は他の炭素材料にみられない中空構造を有し、そこにさまざまな分子を内包できる。このSWCNT内包系はこれまでもっぱら学術的興味で研究が行われてきたが、工学的見地から内包分子を選択することで新しい機能性材料として展開できる可能性を評価した。次世代二次電池・キャパシタ電極材料、透明導電膜材料としてSWCNT内包系が優れた性能を有することを明らかにした。内包分子としてキノン類など有機分子、リンや硫黄などの無機分子を導入した。ナトリウムイオン電池やLi硫黄電池電極特性に優れた材料を開発した。ヨウ素を内包したSWCNTは透明導電膜への応用が期待できる。
すべて 2017 2016 2015 2014 その他
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 4件、 謝辞記載あり 4件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (15件) (うち国際学会 4件、 招待講演 5件) 図書 (1件) 備考 (1件) 産業財産権 (2件)
ケミカルエンジニヤリング
巻: 62 ページ: 6-12
J. Phys. Chem. C
巻: 120 号: 36 ページ: 20454-20461
10.1021/acs.jpcc.6b07819
Phys. Chem. Chem. Phys.
巻: 18 号: 15 ページ: 10411-10418
10.1039/c6cp01103a
AIP Adv.
巻: 6 号: 3 ページ: 035112-035112
10.1063/1.4944580
J. Nanosci. Nanotechnol
巻: in press
化学工業
巻: 3 ページ: 54-59
http://kawasaki.web.nitech.ac.jp/jp/