研究課題/領域番号 |
26420018
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
|
研究機関 | 九州工業大学 |
研究代表者 |
山田 宏 九州工業大学, 大学院生命体工学研究科, 教授 (00220400)
|
研究分担者 |
坂田 則行 福岡大学, 医学部, 教授 (20134273)
森田 康之 名古屋大学, 工学研究科, 准教授 (90380534)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 粥状動脈硬化 / 線維性被膜 / 石灰化 / プラーク内出血 / バルーン / ひずみ / X線CT / 画像相関法 / 内膜剥離術 / 頸動脈 / 破断 / 単軸引張試験 / 有限要素解析 / バルーンカテーテル / プラーク破裂 / X線CT / 伸展 |
研究成果の概要 |
粥状動脈硬化斑の存在する胸大動脈の標本について,マイクロCTによる石灰化領域の同定,動脈壁内部の染色画像観察,画像相関法による内皮面のひずみ解析を行った結果,表面近傍の線維性被膜が石灰化すると,動脈壁伸展時に内皮面のひずみが局所的にほぼ零となった.頸動脈内膜を厚さ50ミクロンに薄切して作製した線維性被膜と脂質コアからなる試験片では,正常な場合の伸展挙動と異なり,小さなひずみで損傷が容易に発生した.有限要素解析より,プラーク内出血を伴う破裂が起こると脂質コアの圧力が血圧に等しくなり,線維性被膜の形状を変化させると言える.拡張したバルーンが硬いものに当たると,バルーンの非接触領域が拡張した.
|