研究課題/領域番号 |
26420102
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
流体工学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
米村 茂 東北大学, 流体科学研究所, 准教授 (00282004)
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研究分担者 |
山本 恭史 関西大学, システム理工学部, 教授 (90330175)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 液滴 / マイクロ・ナノ気体流れ / 分子気体潤滑膜 / 分子気体力学 / 数値流体力学 / 界面 / マイクロ気体流れ / 混相流 / 数値流体シミュレーション / Front-tracking法 / アダプティブメッシュ |
研究成果の概要 |
コーヒーをドリップすると、液滴が液面上で浮遊する現象が観察される。この現象は水などの同種液体の間でも見られるが、同種の液滴と液面が合体しないという事実は驚くべきことである。この現象は学術的に興味深いだけでなく、工業的にも重要である。およそ140年にわたり研究されて来たが、そのメカニズムは明確ではない。数値シミュレーションによりこの現象を再現し、そのメカニズムを解明することが本研究の目的である。本研究では液滴と液面の間の気体膜に注目し、液滴を振動液面に落とした場合、接触の直前に気体膜に高圧が発生し、両面の接触を妨げ、振動面の下降に合わせて液滴が跳ねて非合体が安定的に継続することを明らかにした。
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