研究課題
基盤研究(C)
遅い高分子溶液の流れに特有の乱流現象である”弾性乱流”の統計性及び物質混合特性を,高分子鎖を粒子モデルとして扱った大規模並列計算により調べた.定常な渦流れや角柱周りの遅い流れについて,高分子を添加すると流れ場は非定常化し,乱流状態に遷移することが見出された.この時の速度変動のスペクトルは弾性乱流に特有なべき減衰を示すことがわかった.また,2wayカップリング計算の高精度化と高速化に取り組み,計算コストを減じる方法を提案した.
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すべて 雑誌論文 (8件) (うち国際共著 2件、 査読あり 5件、 オープンアクセス 4件、 謝辞記載あり 6件) 学会発表 (20件) (うち国際学会 4件、 招待講演 6件)
J. Phys.: Conf. Ser.
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ながれ
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