ループヒートパイプにおけるウィック内蒸発に関する研究

• 研究課題/領域番号: 26420139
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 熱工学
• 研究機関: 東京工業大学
• 研究代表者: 長崎 孝夫 東京工業大学, 工学院, 准教授 (30155923)
• 研究期間 (年度): 2014-04-01 – 2017-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2016年度)
• 配分額: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円); 2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2014年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
• キーワード: ループヒートパイプ / ウィック / 蒸発

研究成果の概要

ループヒートパイプ蒸発器のウィックにおける蒸発特性を基礎的に解明するため、目視観察可能な測定部に設置したウィックの上面を銅製の角柱により加熱して蒸発実験を行い、ウィックの焼結粒子径、材質および作動媒体の相違が蒸発性能に及ぼす影響を明らかするとともに、数値解析によりウィック材質および作動媒体の差異の影響が説明できることを示した。さらにウィックと加熱板の新たな形状を提案し、その有効性を実験により示した。