研究課題/領域番号 |
26420140
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
熱工学
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研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
大川 富雄 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 教授 (20314362)
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研究協力者 |
榎木 光治
ムハンマド・ズハイリ・ビン・スライマン
松尾 大輔
小林 大河
渡辺 陽介
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ナノ流体 / 沸騰熱伝達 / ナノ粒子層 / 熱伝達率 / 限界熱流束 / 剥離 / 付着強度 / 分散状況 / 沸騰熱伝達率 / ナノ粒子材質 / ナノ粒子濃度 / ナノ粒子分散状況 / 飽和プール沸騰 |
研究成果の概要 |
ナノ流体は、沸騰熱伝達における特に限界熱流束(CHF)を向上させる方策として注目を集めている。ナノ流体によるCHF向上は、主に、ナノ粒子層の形成によって、濡れ性や粗さ等の伝熱面表面性状が変化することに起因する。しかしながら、ナノ粒子層の付着状況は必ずしも強固ではないため、沸騰中にナノ粒子層の剥離がしばしば生じる。このため、本研究では、ナノ粒子層の付着力を実験的に定量化した。この結果、付着力はナノ粒子の材質に大きく依存することを示した。また、ナノ粒子層の剥離量の増加とともにCHFは低下、沸騰熱伝達率は向上する傾向のあることを明らかにした。
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