研究課題/領域番号 |
26420152
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
熱工学
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研究機関 | 滋賀県立大学 |
研究代表者 |
山根 浩二 滋賀県立大学, 工学部, 教授 (10210501)
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連携研究者 |
河﨑 澄 滋賀県立大学, 工学部, 准教授 (90346099)
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研究協力者 |
中村 浩輔
土田 泰輔 滋賀県立大学, 大学院, 学生
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 圧縮自着火 / 低圧縮比 / ディーゼル / 火花放電 / ラウリン酸メチル / 低圧縮比機関 / 火花放電誘発 / 燃焼可視化 |
研究成果の概要 |
低圧縮比直接噴射式ディーゼル機関に高セタン価燃料を通常より早い噴射時期に高圧噴射し,その予混合気への火花放電によって噴霧の自着火を早期化・制御する新しい燃焼(SICI燃焼)に関して,その燃焼現象をボトムビュー可視化機関によって可視化し,圧縮自己着火誘発機構の解明を行った.その結果,50%蒸留温度が軽油より低いラウリン酸においては,適切な放電時期によって噴霧の自着火が早まる現象が確認できた.一方,比較的沸点が高い軽油ではSICI燃焼は観察されず,気化性の悪い燃料の場合は,量論混合気が形成されにくく,火花放電による化学種発生が生じにくいと推察された.
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