研究課題/領域番号 |
26420282
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電子・電気材料工学
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研究機関 | 静岡理工科大学 |
研究代表者 |
小川 敏夫 静岡理工科大学, 理工学部, 教授 (40247573)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 圧電性の起源 / 弾性定数 / ドメインバウンダリー / 結晶粒界 / リラクサ圧電単結晶 / 圧電セラミックス / リラクサ圧電単結晶板 / リラクサ圧電セラミックス / 縦波音速 / 横波音速 / 圧電性発現のメカニズム / 音速 / リラクサ単結晶板 / 誘電・圧電定数 / 強誘電体ドメイン / 超音波厚さ計 / 医療探触子 / チタン酸バリウム圧電セラミックス / 縦波・横波音速 / ヤング率 / ポアソン比 / 剛性率 / 焼成プロセス解析 |
研究成果の概要 |
超音波厚さ計によりリラクサ圧電単結晶とセラミックスの音速を測定した。その結果、ドメインバウンダリーと結晶粒界が弾性定数により評価できた。DC分極による単結晶中のドメインバウンダリーの減少は総ての弾性定数を低下させた。一方、セラミックス中の結晶粒界は分極により、ヤング率(Y)・剛性率(G)の減少とポアソン比(σ)・体積弾性率(K)の増加に寄与した。弾性定数の分極処理による挙動は、両バウンダリー(粒界)で機械的な応力が吸収されることによる。 圧電性の起源は単結晶では低K,σ、高Y,G、更に、セラミックスではドメイン配向に伴う結晶粒配向による高σ,K、更に、低Y,Gに原因があることが明らかになった。
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