研究課題
基盤研究(C)
本研究では、Kerr効果顕微鏡による高分解能・高速動磁区システムを構築して、ネオジム磁石の磁化反転機構の解明を試みた。得られた磁区観察の結果と電子顕微鏡を用いて調べた結晶組織を比較することで、ハード磁性が劣化した不純物濃度の高い箇所や、α-Fe濃度の高い箇所から逆磁区の発生が起こることを明らかにした。さらに、粒界を越えた隣接する結晶粒間の相互作用が集団での磁化反転を誘起して、低保磁力と減磁曲線の角型比を低下させることが分かった。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (19件) (うち国際学会 5件、 招待講演 4件)
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