研究課題
基盤研究(C)
本研究では,映像符号化において用いられる2大要素技術,予測符号化と直交変換処理とを統一的に「非直交変換」の関数として表現して非因果的に処理を行う符号化方式の最適化に挑戦した.非因果的符号化の設計可能性・理論的優位性を提示するとともに,現在用いられているHEVC方式以上の符号化性能の実現を目標とした.フレーム間動き補償予測符号化(Bピクチャ符号化処理)への非因果的符号化方式の拡張を実現し,その結果絵柄に依っては,既存のHEVC方式より1.77dBから0.13dB程度PSNR値で優れた符号化方式が実現できることを示した. 更に,多視点映像の視点間内挿に適した非直交変換符号化方式の検討を進めた.
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 1件、 査読あり 3件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 1件)
IIEEJ Transactions on Image Electronics and Visual Computing
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