研究課題/領域番号 |
26420348
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
通信・ネットワーク工学
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
安藤 彰男 富山大学, 大学院理工学研究部(工学), 教授 (00545668)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | マルチチャネルオーディオ / 圧縮符号化 / スケーラブル伝送 / 空間音響 / 音響信号処理 / オーディオ符号化 / アンマスキング雑音 / 雑音抑圧 / チャネル間コヒーレント成分 / マルチチャネル音響 / 符号化 / 量子化雑音 / 行列の条件数 |
研究成果の概要 |
昨年から始まった8Kスーパーハイビジョン試験放送では、22.2チャネル音響が採用されている。このような多チャネル音響を家庭で再生することは難しいため、我々は本来の臨場感を保ちながらより少ないチャネルで再生する8.1チャネル方式を開発した。 伝送チャネル数を増やさずに22.2チャネル信号と8.1チャネル信号を伝送するスケーラブル伝送を行うためには、信号変換が必要である。ところが、変換した信号を圧縮符号化すると、復号して逆変換を行う際に、他の音でマスキングされるはずの量子化雑音が顕在化する。そこで、伝送量を増やさずにこの雑音を抑圧する方法を研究し、処理遅延340msで雑音を25dB以上抑圧した。
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