研究課題
基盤研究(C)
本研究ではA*アルゴリズムを応用して最適な準瞬時可変長符号を探索する方法を確立した。最適な符号を見つけるためには最適な二つの符号木を見つける必要があるが、各符号木は情報源シンボルに順番に符号語を割り当てることによって符号を構成していく。割り当てる符号語は単に符号シンボルの列だけでなく語頭条件を満たすのか否かという付加情報を加えることによって特徴付けられる。このアルゴリズムでは、探索の過程で最初に発見した符号が最適符号であることが保証される。すなわち、さらに探索を続けても2番目以降に見つかる符号は最初に見つけた符号の性能を超えられないことを理論的に証明した。
すべて 2017 2016 2015 2014
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (13件)
IEICE Transactions on Fundamentals of Electronics, Communications and Computer Sciences
巻: E100-A ページ: 2641-2646
110009861321