研究課題
基盤研究(C)
紫外線やプラズマ処理等で劣化した樹脂材料の表面の「ぬれ性」を非接触かつ高速で評価するため、帯電スプレーを用いずにコロナ帯電と表面電位測定を同時に行う方法を提案した。シリコーンゴム、ポリプロピレン、ABS等は樹脂に親水基が導入されると、大気中の水分が付着しやすくなることで「ぬれ性」が増加し、絶縁性が低下することが示された。これにより、本方式で絶縁性を評価することにより、非接触かつ高速に接触角(ぬれ性)が推定できることが分かった。一方、劣化時にOH基が導入されない、アクリル、ポリプロピレン、ポリカーボネイトでは、ぬれ性が低下しても絶縁性が低下せず、本方式の適用外であることが分かった。
すべて 2016 2015 その他
すべて 学会発表 (3件) (うち国際学会 1件) 備考 (1件)