研究課題/領域番号 |
26420435
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
土木材料・施工・建設マネジメント
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研究機関 | 宇都宮大学 |
研究代表者 |
丸岡 正知 宇都宮大学, 地域デザイン科学部, 准教授 (50323316)
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研究分担者 |
藤原 浩己 宇都宮大学, 地域デザイン科学部, 教授 (30323314)
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研究協力者 |
小早川 真
二戸 信和 (伊藤 駿之介)
根本 雅俊
川戸 陸也
大和田 瑞樹
渡邉 郁尋
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2017年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2016年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | クリンカー / 廃棄物 / 耐久性 / 自己治癒性 / クリンカ骨材 / ビーライト・ゲーレナイト系クリンカ / 自己治癒性能 / 乾燥収縮 / 高温養生 / ビーライト・ゲーレナイト系クリンカー / クリンカー骨材 / コンクリート二次製品 / 促進中性化 / 凍結融解抵抗性 / 圧縮強度 / 温水養生 / 耐凍害性 / クリンカー細骨材 / 自己治癒 / モルタル / コンクリート / 中性化 / 静弾性係数 |
研究成果の概要 |
セメント製造時の中間生成物であるクリンカーをモルタルおよびコンクリートの骨材として利用することで,天然骨材の枯渇に対する対応策およびモルタルおよびコンクリートの品質向上,適用性の確認,用途探査について研究した. クリンカー細骨材を用いると,特に中性化および乾燥収縮に対する抵抗性が向上すること,未水和状態で存在するクリンカー骨材の周辺に微細なひび割れが生じた場合,侵入した水分による水和が進み良好な自己治癒性を示すことがわかった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
コンクリート用骨材は再生利用が進んでいるが,天然原料を主に利用しており,採取を続けるには問題がある.また,廃棄物処理を適切に進めるために多量にセメント原料として循環利用している.資源循環を維持・継続するためには現状の仕組みを維持する必要がある.しかしセメント需要は減少傾向にあるのでセメント以外のクリンカーの用途開発が必要となる. 本研究からクリンカー骨材を含むコンクリートは,耐久生および自己治癒性に富むことから,長期間使用される公共性の高い土木構造物に適用した場合に大規模なメンテナンスを必要としない可能性が示され,ヒトの社会活動を持続する為に寄与する可能性を示した.
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