研究課題
基盤研究(C)
本研究は、3年間に亘る群杭基礎構造物の強震時動的相互用を対象にした実験的、解析的研究である。本研究では、平成26年度にせん断土槽を用いた地盤-基礎-構造物系の模型振動実験を実施し、基盤から地震動を入力した際の構造物全体系の非弾性地震応答特性を評価した。平成27年度は、これらの全体系応答を予測するための手法として、1自由度系と基礎水平スウェイモデルの連成系モデルを構築した。予測値と実験値の差異を詳細に検討するため、平成28年度に基盤入力と杭頭載荷の同時載荷試験を実施し、線形弾性時には生じない非線形時固有の相互作用間の連成作用が応答に影響を及ぼすことを明らかにした。
すべて 2015 その他
すべて 国際共同研究 (3件) 学会発表 (1件)