研究課題/領域番号 |
26420477
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地盤工学
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研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
鴨志田 直人 岩手大学, 理工学部, 助教 (00400177)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2016年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
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キーワード | 岩石-間隙水系 / 間隙構造 / 熱拡散率 / 極低温 / 任意加熱法 / 粒子分散系複合材料 / 凍結岩石 / 力学物性 / 岩石―間隙水系 |
研究成果の概要 |
本研究では,凍結過程における飽和含水岩石の熱拡散率に及ぼす間隙のサイズ・形状の影響について検討した。その結果,飽和含水岩石の熱拡散率に及ぼす間隙水の影響は,「粘土鉱物中の水」と「鉱物粒子間の水」で異なり,鉱物粒子間に存在する水の凍結は飽和岩石の熱拡散率温度依存性に大きな影響を及ぼすが,粘土鉱物に保有される水(具体的には,吸着水,層間水,および体質水)は熱拡散率の温度依存性に関与しないことを明らかにした。さらに,粘土鉱物に保有される水の凍結の有無について検討を行ったが,それについては明確な結論を得ることができなかった。
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