研究課題/領域番号 |
26420489
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地盤工学
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研究機関 | 福井工業高等専門学校 |
研究代表者 |
吉田 雅穂 福井工業高等専門学校, 環境都市工学科, 教授 (90210723)
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研究分担者 |
宮島 昌克 金沢大学, 環境デザイン学系, 教授 (70143881)
沼田 淳紀 飛島建設株式会社技術研究所, -, 主席研究員 (10443649)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 地震 / 液状化 / 木材 / 間隙水圧消散 / 丸太 / 振動台実験 / 透水試験 / 押し込み試験 / ねじり試験 / 炭素繊維 |
研究成果の概要 |
丸太を地盤に打設し密度を増大させる液状化対策工法は,レベル1 地震動を越える外力の場合は部分的な液状化を許容しているため,同工法の耐震性能を高めるには新たな機能を付加する必要がある.そこで,同工法に間隙水圧消散の機能を付加するため,丸太の幹軸および幹軸直交方向に孔を開け,孔の中に植物由来の目詰まり防止フィルターを取り付けた排水機能付き丸太を考案し,透水試験と振動台実験でその有効性を検討した.その結果,同丸太の透水係数は間隙水圧消散を原理としたグラベルドレーン工法と同等であり,液状化時の過剰間隙水圧を早期に消散することを確認した.また,小規模構造物の沈下抑制にも有効であることを明らかにした.
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