研究課題/領域番号 |
26420494
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水工学
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研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
北野 利一 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (00284307)
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研究分担者 |
志村 隆彰 統計数理研究所, 数理・推論研究系, 助教 (40235677)
田中 茂信 京都大学, 防災研究所, 教授 (70414985)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 再現期間 / 経験度 / 高潮・高波 / 豪雨 / ベイズ統計 / 極値分布 / ポアソン検定 / 生起率 / 閾値超過極値モデル / 2変量GP分布 / 2変量ポアソン分布 / 多変量極値分布 / 予測分布 / アンサンブル / d4PDF / 極値理論 / 気候変動 / 治水計画 / 気候変動に対する適応策 / 極値の空間モデル / 統計的過誤 / 情報基準 / 極値統計解析 / 総合確率法 |
研究成果の概要 |
甚大な自然災害に備えるためには,外力の極値を適確に推定する必要がある.その際に,単一のデータによるのではなく,たとえば,気候モデルによる数値計算による多数のアンサンブルデータの利用や,同じ総降水量でも降水パターンが異なると流出ピーク流量は異なることを考慮できる極値統計解析が必要である.また,隣合う空間セルあるいは観測点のデータを併合した総雨量を扱うべきである.これらの検討に,極値資料の2標本問題,経験度を用いたポアソン検定,確率外力の推定のみならず,将来期間の最大値の予測分布についてのベイズ推定,アンサンブルメンバーに対するガンマ分布による情報の統合化などの新手法を構築し,その適用例も示した.
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