研究課題/領域番号 |
26420642
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 東京藝術大学 |
研究代表者 |
光井 渉 東京藝術大学, 美術学部, 教授 (40291819)
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研究協力者 |
小柏 典華
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 名勝庭園 / 歴史的建造物 / 文化財保護 / 滋賀院 / 保存 / 再現 / 保存・再生 |
研究成果の概要 |
本研究は、優れた人文的な景観を有する名勝庭園内に所在する歴史的建造物の保存のあり方を検討したものである。名勝庭園内の建造物は、庭園景観を構成する一要素であると同時に、庭園を眺望する装置としても機能している。しかし現状では、同時に造形されたはずの庭園と建造物は、双方の経年変化によって齟齬をきたしている事例が多い。本研究は、国指定名勝庭園を対象とした実地調査を通じて、名勝庭園内で発生している状況を把握し、今後の庭園・建造物の保存を考える上での資料を、データベースとして作成したものである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって、文化財指定された名勝庭園において、保存の対象となっている庭園と建造物の範囲が明確に明らかとなり、相互の比較検証が可能となった。また、庭園と建造物の変化の様相の差違についても具体的に明らかとなり、文化財保存における異なる領域を繋ぐ検討のための資料を提示できたものと考えている。また、現在作成が急進している名勝庭園の保存計画策定においても、有益な参考資料を提供できたものと考えている。
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