研究課題/領域番号 |
26420646
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
三田村 哲哉 兵庫県立大学, 環境人間学部, 准教授 (70381457)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | パリ地域圏 / ヴァール県コート・ダジュール / メス / コルニュデ法 / 「開発・拡張・美化」 / フランス都市計画家協会 / レオン・ジョスリー / アルフレッド・アガシュ / 都市・農村衛生部会 / 開発・拡張・美化 / 保護 / パリ地域圏計画案 / ヴァール圏コート・ダジュール保護・開発計画案 / ユベール・リヨテ / 都市開発 / 自然保護 / グランド・デザイン / ジャン・ロワイエ / ヴァール県コート・ダジュール保護・開発計画案 |
研究成果の概要 |
20世紀初頭のフランスでは、都市に関心を示す建築家が登場し、前世紀までの伝統的な造園や都市の改良事業とは異なる新たな都市計画が検討されるようになる。本研究は中心的な役割を果たしたアンリ・プロスト(1874-1959)によるヴァール県コート・ダジュール、パリ地域圏、メッスを主な考察の対象として、理念と手法の解明を試みたものである。近代主義全盛の時代に実施された都市計画の基本は歴史主義であり、成功の鍵はミュゼ・ソシアルの議論を踏まえて、山海自然の継承とリゾート地の開発、歴史都市の保全と新都市の建設、歴史的街区の修復と新たな道路網の挿入という相反する事業を同時に実施した点にあることを明らかにした。
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