研究課題/領域番号 |
26420651
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築史・意匠
|
研究機関 | 神奈川大学 |
研究代表者 |
内田 青蔵 神奈川大学, 工学部, 教授 (30277686)
|
研究分担者 |
安野 彰 文化学園大学, 造形学部, 准教授 (30339494)
|
研究協力者 |
須崎 文代 神奈川大学, 非文字資料研究センター, 研究員
渕上 貴由樹 佐賀大学, 大学院, 助教
清 直樹 神奈川大学, 工学部, 学生
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 日本電話建物株式会社 / 持家 / 借家 / 朗 / 住宅無尽 / 日本電建 / 住宅と電話 / 平尾善保 / 住宅不足 / 住宅供給事業 / 日本電建株式会社 / 無尽式 / 家と電話 / 昭和戦前期 / 貸家 |
研究成果の概要 |
本研究は、今後の住まいの在り方を考える一助として、持家志向の定着の様相を、戦前期に持家志向を中流層全般にまで拡大化させたことで知られる日本電話建物株式会社の事業や広報媒体である雑誌『朗』を通して明らかにすることを目的とした。その結果、日本電話建物株式会社の採用した住宅無尽の方法は、借家の家賃並みの金額で持家を得る方法として定着し、一気に中流層以下の人々の持家の可能性を高めたこと、また、持家を得た人々の多くは借家への不満はあったものの持家に対する明快な理念はほとんど持ち合わせておらず、持家を所有することそのものに意味を見出していたこと、が明らかとなった。
|