研究課題/領域番号 |
26420690
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機材料・物性
|
研究機関 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
打越 哲郎 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 機能性材料研究拠点, グループリーダー (90354216)
|
研究分担者 |
石垣 隆正 法政大学, 生命科学部, 教授 (40343842)
鈴木 達 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 機能性材料研究拠点, グループリーダー (50267407)
辻本 吉廣 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 機能性材料研究拠点, 主任研究員 (50584075)
|
連携研究者 |
小林 清 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 機能性材料研究拠点, 主幹研究員 (90357020)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | ランタンシリケート / 酸化物イオン伝導体 / 結晶磁気異方性 / 固体酸化物形燃料電池 / c軸配向 / 結晶配向 / コロイドプロセス / SOFC |
研究成果の概要 |
La(OH)3とSiO2粉末を、静電吸着を利用した液中ヘテロ凝集法を用いて十分かつ均一に混合することで、組成ずれの無いランタンシリケート(LSO)単相の粉末を多量に合成できることを示した。次いで、強磁場コロイドプロセス法を用いてLSOのc軸配向バルク体が作製できることを示した。配向多結晶体において顕著な電導度異方性が認められ、配向体c軸平行方向>無配向体>配向体c軸垂直方向の順に伝導度が高かった。さらに、c軸配向体を電解質としたセルでは、無配向体を電解質としたセルに比べ、およそ3倍高い出力密度が得られ、SOFC電解質にランタンシリケートのc軸配向体を用いる有効性を初めて示すことができた。
|