研究課題
基盤研究(C)
原子スケールのシミュレーションを用いて,様々なMgイオン二次電池用正極・固体電解質の候補材料を対象に,結晶構造やイオン伝導特性の解析を実施した.リチウムイオンおよびナトリウムイオン電池用の開発において関心が高まっている多価陰イオン系材料に注目し,リン酸塩系化合物MgMnPO4F,MgM(PO4)2(M=Mn,Fe)およびMgZr2(PO4)3に加え,ケイ酸塩系化合物MgFeSiO4についての計算を実施し,イオン伝導性やMgイオン拡散機構を明らかにすることができた.また、未だ合成されていない新しいMgイオン含有化合物についても構造と特性を調べ,二次電池候補材料となり得ることを見出した.
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すべて 国際共同研究 (1件) 学会発表 (10件) (うち国際学会 6件、 招待講演 5件)