研究課題
基盤研究(C)
アークプラズマ法によりバルク鉄をナノ粒子化するとともに、耐酸化性と液中分散安定性を高めた表面改質により、オイルを溶媒とする高濃度の磁性コロイドを合成した。このFeナノ粒子分散磁性コロイドに、これまでの磁性コロイドの中では最も高いマグネトレオロジー(MR)効果を観察した。MR効果とは磁場下で流動性が液体からゲルに等温可逆的に変化する現象である。さらに、この磁性コロイドを用いた流体デバイスに、人の感触を模倣する機能(ハプティックインターフェース)の可能性を見出しており、ソフトな機能性接合材料としての応用が期待される。
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120005819581
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