研究課題/領域番号 |
26420718
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造・機能材料
|
研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
若林 篤光 岩手大学, 理工学部, 助教 (30332498)
|
研究分担者 |
山本 歩 八戸工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (60523800)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 希土類金属 / 抗菌活性 / 抗カビ活性 / 抗線虫活性 / 金属ストレス / ストレス応答 / 重金属ストレス / MAPキナーゼ / 希土類 / 抗菌金属 / 抗カビ金属 / 鉄鋼スラグ / レア・アース / 低毒性 |
研究成果の概要 |
本研究はレア・アースの抗菌・抗カビ材料としての可能性を検討することを目的に行った。種々の微生物や線虫C.エレガンス、哺乳類の培養細胞などに対する全レア・アースイオンの毒性を系統的に評価したところ、すべてのレア・アースが、抗菌・抗カビ活性を有することが示された。この活性は細菌類に対しては、銀や銅に比べてやや弱いものであったが、菌類(カビ類)に対しては銀よりは弱いものの、銅と同程度であった。一方、レア・アースは哺乳類培養細胞に対しては遺伝毒性、細胞毒性ともに全く示さず、銅に比べて高い安全性を持つことが示された。以上の結果は、レア・アースの抗菌金属、抗カビ金属としての可能性を示すものであった
|