研究課題/領域番号 |
26420727
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
仲村 龍介 大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70396513)
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連携研究者 |
石丸 学 九州工業大学, 大学院工学研究科, 教授 (00264086)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | アモルファスゲルマニウム / 結晶化 / ナノポーラス構造 / ナノポーラス / 構造解析 / アモルファス / ゲルマニウム / ナノポーラス構造制御 |
研究成果の概要 |
アモルファスゲルマニウムに含有される多量の点欠陥の集積化を利用して,ナノポーラス構造の作製と制御を試みた.スパッタリングにより作製したa-GeをTEM中で一定速度で加熱すると500℃で結晶化した.粒径100nm程度の粗大粒子が生成し粒子間にはボイドネットワークが生成する.粒子の結晶構造は六方晶である.一方,350℃で数時間保持してから温度を上げると結晶化温度は600℃に上がり立方晶ダイヤモンド相が生成する.結晶粒径とナノ孔のサイズは数nmと微細である.アモルファスの初期構造が結晶化挙動を左右し,それによりナノ孔の形成挙動が変化する.ナノ孔の制御にはアモルファス構造の制御が鍵を握る.
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